【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】Make yourself at home. - The Big Bang Theoryで学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘Make yourself at home.’は、
「くつろいでね。」
という意味です。直訳は「自分の家にいると思ってね」。
友人や恋人、はなれて暮らす家族など、自分の家に来た人に「何も気を遣わなくていいからね、ゆっくりしてね」と言いたい時にピッタリなフレーズ。
他に、「冷蔵庫の中の物は好きにに飲んだり食べたりしていいからね」 ‘Help yourself to anything in the fridge.’ や、「部屋の物は何でも自由に使っていいからね」 ‘Feel free to use anything in this room.’ などの表現を覚えておくと家に誰かを招いたシチュエーションで活躍するかもしれません。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
make yourself at home - (SPOKEN) used to tell someone who is visiting you that they should relax
(口語)「訪ねて来た人に対して、くつろぐように伝えるのに使われる」
3. 【シーン紹介】
The Big Bang Theory, Season1, Episode1
パイロット版より
Leonard: Okay, well, make yourself at home.
レナード: よし、じゃあ、どうぞくつろいで。
Penny: Okay. Thank you.
ペニー: わかった、ありがと。
Leonard: You’re very welcome.
レナード: どういたしまして。
Penny: This looks like some serious stuff. Leonard, did you do this?
ペニー: これ、なんか難しそうなやつだね。レナード、あなたがこれやったの?
Sheldon: Actually, that’s my work.
シェルダン: 実はそれ、僕の研究なんだ。
Penny: Wow.
ペニー: すごーい。
アパートにスタイル抜群のブロンド美女が引っ越してきたので、レナードはお近づきになろうとさっそく自分たちの部屋に誘います。シェルダンはレナードの下心を見透かして茶化したり、自分の方が魅力的だとアピールしようとしますが、高卒のペニーには話の内容がさっぱり理解できない様子。
The Big Bang Theory はスタジオのセットに観客を入れて、観客の反応ありきで撮影するシットコムタイプのドラマです。フルハウスやハンナモンタナなどもこのシットコムです。撮影時には、観客のウケが悪いとセリフを変えて撮り直したりもするそうです。撮影風景や観客席の様子などが気になる方は、 ‘This Is Us’というドラマの中で主人公がシットコムの主役という設定(ややこしい)なので、雰囲気を確認することができます。
~エピソードの簡単なおさらい~
カリフォルニア工科大学で物理学者として働くシェルダンとレナードは、パサデナにあるアパートでルームシェアをしています。2人の部屋はオタク仲間のハワードとラージの溜まり場にもなっており、いつも4人でオンラインゲームをしたりSF映画を観てつるんでいます。そんなある日、この部屋の向かいにブロンド美女のペニーが引っ越してきました。学生の時からオタクでいじめられっ子だった4人は、学生時代はイケてるグループに属し、いわゆるリア充のペニーにカルチャーショックを感じつつも、だんだんと受け入れていきます。
4. 【日常会話での使用例】
💡A: Thank you for inviting me, Gill. It’s a lovely home!
B: I’m glad you came. Please feel free to make yourself at home.
⇨A: 招待してくれてありがとう、ジル。素敵なおうちね!
B: 来てくれてありがと。遠慮せずにくつろいでね。
💡A: Nice place, man. I like it.
B: Oh thanks. Well, sit down and make yourself at home.
⇨A: いい家じゃん。気に入ったわ。
B: おーありがと。まぁ、座ってくつろいでや。
💡A: Nice to see you again, Granma! You look great!
B: Come on in and make yourself at home. I baked gingerbread cookies for you.
⇨A: おばあちゃん、ひさしぶり!元気そうね!
B: 入ってくつろいでちょうだい。ジンジャーブレッド焼いといたからね。