【洋画で学ぶ英会話フレーズ】Don’t let it get to you. - 大人のためのディズニー英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘Don't let it get to you.’
「あまり気にしないで。」
「くよくよしないで。」
「あんなの相手にしないで。」
という意味です。 ‘get to 人’で「人の心を乱す、悩ませる」、悩みの種がその人の中に入って心をむしばむイメージになります。つまり「それにあなたを怒らせないで(悩ませないで)」が直訳で、「そのことばっかり考えないで」というニュアンスを含みます。
相手が何かや誰かを気にして落ち込んでいる、または怒っている時などに、「もうあんまり気にし過ぎないで」という励ましの言葉として使えます。
‘it’ を ‘him’ ‘her’ ‘them’などに変えると、「彼のことなんて気にしないで」ということもできます。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
get to somebody - to upset or annoy someone
「だれかを怒らせたりいらつかせたりすること」
3. 【シーン紹介】
Toy Story トイ・ストーリー
Bo: Don’t let it get to you, Woody.
ボー: あんまり気にしないで、ウッディ。
Woody: Uh, let what? I don’t, uh… What do you mean? Who?
ウッディ: えー、何?俺は別に… え、どうゆうこと?誰が?
Bo: I know Andy’s excited about Buzz. But you know, he’ll always have special place for you.
ボー: わかるわ。アンディはバズに夢中よね。でもね、彼にはいつだってあなただけの場所があるわ。
Mr. Potato Head: Yeah, like the attic.
ミスター・ポテトヘッド: あぁ、屋根裏部屋とかな。
アンディの一番のお気に入りの座を取られてしまったウッディは、バズの存在が面白くありません。ボーはなんとかウッディを元気付けようとしますが、皮肉屋のミスター・ポテトヘッドが通りすがりに余計なことを言って火に油を注ぎます。
~映画の簡単なおさらい~
カウボーイ人形のウッディはアンディ・デイビス少年の一番のお気に入り。ミスター・ポテトヘッドやスリンキー・ドッグ、レックスなど他のおもちゃとカウボーイごっこをするのがもっぱらの遊び方だった。そんなおもちゃたちは人間の知らないある秘密が。実は生きていて、人間に知られてはいけないという「おもちゃのルール」さえ守れば自由に動き回ることができるというもの。デイビス家では、引越しを前に予定より早くアンディの誕生会を開くことになり、そこに新しいおもちゃのバズ・ライトイヤーがやってきます。レーザービームやウィングなど最新の機能がついたバズに「アンディのお気に入りの座」を取られてしまったウッディはバズをひがむようになります。そんな2人は、ひょんなことからデイビス家から外の世界に飛び出してしまい…(1995年11月19日公開)
4. 【日常会話での使用例】
💡Don’t let it get to you. He didn’t mean that.
⇨あんまり気にすんなって。あいつもそういうつもりで言ったんじゃないよ。
💡Don’t let it get to you. Better luck next time.
⇨くよくよしないで。また次があるよ。
💡Don’t let her get to you. She can be a little sarcastic sometimes.
⇨彼女のこと気にしないで。たまにちょっと嫌味なとこあるから。
💡Don’t let him get to you, honey. He’s nothing.
⇨あんなの相手にすることないわ、ハニー。彼はくず同然よ。