【洋画で学ぶ英会話フレーズ】That’s/It’s/What a shame. - 映画 ’Bridget Jone's Diary’で学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
3. 【シーン紹介】
4. 【日常会話での使用例】
1. 【フレーズ解説】
‘That’s/It’s/What a shame.’
①「それは残念」
②「それはもったいない」
という意味です。この場合 ‘shame’(シェイム)は「恥」ではなく「残念なこと」。
「~なのは残念だ」「~なのはもったいない」と言いたい時は ‘That’s a shame about 名詞/動名詞’または ‘It’s a shame that …’で節を続ければOKです。
①の場合、楽しみにしてた飲み会に行けない、好きなラーメン屋が閉店した、お出かけの日なのに大雨、などの既に決まってしまったことに対して「状況や結果が違ってれば良かったのに、残念」の気持ちを込めて使います。
「それは残念だね」と言いたい時は ‘That’s too bad.’ ‘That’t a pity.’ ‘Bummer!’ なども同じような意味で使うことが可能。
②の場合、相手に「~しないなんて残念なことだ」つまり「~しないなんてもったいないよ」と言うときに使われます。(詳細は使用例参照)
※誘いを断られて「せっかく君の好きなバンドが来るのにもったいない。残念だなぁ。」いうシチュエーションのように、①と②両方の意味を含む場合もあります。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
it’s a shame/ what a shame etc - (SPOKEN) used when you wish a situation was different, and you feel sad or disappointed
(口語)「状況が違っていたらと思い、悲しく感じたりがっかりしたりするときに使われる」
3. 【シーン紹介】
Bridget Jone’s Diary 『ブリジットジョーンズの日記』
Daniel: What are you doing tonight?
ダニエル: 今夜何してる?
Bridget: Um… actually, I’m busy.
ブリジット: あぁ… 実は忙しくて。
Daniel: Right. Well, that’s a shame. I just uh…
ダニエル: そっか。それは残念だな。僕は…
Daniel: Right. I thought it might be a charitable thing to take your skirt our for dinner and try and fatten it up a bit.
ダニエル: そうだ。君のスカートを食事に連れて行って少し太らせてあげたら、人助けになるかと思ったんだ。
Daniel: Maybe you could come too.
ダニエル: あれだったら君も来ていいんだよ。
Bridget: Hahaha.
ブリジット: ははは。
Daniel: What about tomorrow?
ダニエル: 明日はどう?
Bridget: No. Tomorrow’s the launch.
ブリジット: だめです、明日は出版パーティですよ。
Daniel: Yes, of course.
ダニエル: あぁ、そうだったな。
出版会社の上司であるダニエルにミニスカートの丈をイジられたことがきっかけで、2人は社内で何やらアヤシイ関係に。さすが遊び人のダニエルはユーモアを交えて巧みにブリジットを食事に誘いますが、だてにこじらせ女子をやっていないブリジットもお高くとまってみせます。
ダニエルの ‘What are you doing tonight?’「直訳:今夜何してる?」は、「今夜暇?」というれっきとした誘い文句。 ‘tonight’ を ‘on Friday’ ‘this weekend’に変えれば「金曜暇?」「今週末暇?」という表現ができます。
~映画の簡単なおさらい~
ロンドンのアパートに住むブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)は、出版社勤務の32歳独身彼氏ナシ。実家の新年会で惨めな思いをしてしまった、ぽっちゃり・酒浸り・ヘビースモーカーの彼女は、人生を変えるために日記をつけ始めます。その1ページ目、新年の抱負の中で「ちゃんとした彼氏を作る」という目標を掲げたブリジットですが、さっそく会社の遊び人ダニエル・クリーヴァー(ヒュー・グラント)にひっかかってしまいます。当然この関係が長く続くはずもなく、ブリジットは出版社も辞めてテレビ局に勤め始めますが、これが大きな転機に。仕事が軌道に乗ると同時に、法廷弁護士のマーク・ダーシー(コリン・ファース)といい雰囲気になりますが…(2001年4月13日全米公開)
4. 【日常会話での使用例】
①「それは残念」
💡A: She’s failed her test again.
B: What a shame!
⇨A: 彼女また試験落ちたんだよ。
B: 残念!
💡It’s a shame that you have to leave so soon.
⇨こんなに早く行かなきゃいけないなんて、残念だな。
💡It’s a shame about the weather.
⇨天気が残念だね。
💡It’s a shame that our favorite bakery has closed.
⇨私たちのお気に入りだったパン屋が閉店しちゃって残念だよね。
💡That’s such a shame SMAP broke up.
⇨SMAPが解散してほんっと残念。
💡A: I’m afraid I can’t make it tonight.
B: That's a shame. Well, maybe some other time.
⇨A: 今夜行けそうにないんだ。
B: それは残念。まぁ、また次の機会だな。
②「それはもったいない」「惜しいことをした」
💡Hector! What a shame you’ve never been there.
⇨ヘクター!あそこに行ったことないなんてもったいないよ。
💡That’s a shame we missed her in a wedding dress.
⇨彼女のウェディングドレス姿見逃したのはもったいなかったなぁ。
💡A: I’ve never tried sushi.
B: That’s a shame! You haven’t lived until you’ve tried them.
⇨A: 寿司食べたことないんだよね。
B: もったいない!食べなきゃ人生損してるよ。
💡It’s a shame for a child to stay indoors on a nice day.
⇨子どもが天気のいい日に家にこもってるなんてもったいない。
💡You know, that’s such a shame you don’t know how attractive you are.
⇨あのさぁ、自分で自分の魅力に気づいてないなんてほんとにもったいないよ。