【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】a shot in the dark - 海外ドラマで学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘a shot in the dark’ は、
「当てずっぽう」「山勘」
という意味のイディオムです。直訳は「(標的が見えない)暗闇での発泡」、なんの知識も情報もない中で推測することを表します。
またまた銃関係のフレーズ(射的から来ているという説も)ですが、 ‘gun’ ‘shot’ などが入ったイディオムやフレーズが多いのは、銃社会のアメリカならではな気がします。
’wild guess’ や’hunch’などと同義になるので、’Just a wild guess.’「ただの勘」や’I took a shot in the dark.’「当てずっぽうで行ってみただけ」など、いろんな表現を楽しみましょう。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
a shot in the dark - an attempt to guess something without having any facts or definite ideas
「なんの事実や明確な知識もなしに、何かを推測しようとする試み」
3. 【シーン紹介】
Gossip Girl, Season1, Episode2
‘The Wild Brunch’ より
Blair: I can’t believe Serena came to this brunch. I told her to stay away.
ブレア: セリーナがブランチに来るなんて信じらんない。近づくなって言ったのに。
Chuck: You’re worried about Nate?
チャック: ネイトが心配か?
Blair: ……
ブレア: ……
Chuck: Just a shot in the dark.
チャック: ただの当てずっぽうだよ。
Chuck: I think you know what you need to do to get his attention.
チャック: あいつの気を引くためにやるべきことは分かってるだろ。
セリーナとネイトの秘密をチャックが握っていることをブレアは知りません。ブレアがセリーナを遠ざけようとするので、チャックは「ネイトが気になる?」と尋ねますが、すぐに「(何か知ってるとかじゃなくて)ただ当てずっぽうで聞いただけ」とにごします。
ブレアはネイトをセリーナに取られまいと、カラダを使って繋ぎ止めて置こうと必死ですが、もはや愛情ではなくて独占欲と所有欲が原動力になっているようです。
~エピソードの簡単なおさらい~
エピソード1でセリーナとネイトの秘密を知ったブレアは、またセリーナを避けるように。ダンはセリーナとの初デートで手を振って別れるという失態を犯してしまい、再度デートを申し込みに行きます。パレスホテルではチャックの父親バート主催の高級ブランチパーティが開かれ、各界のセレブやその子どもたちが招かれます。参加を嫌がるセリーナはダンを連れて出席しますが…
4. 【日常会話での使用例】
💡A: How did you get the answer?
B: I don't know, it was just a wild shot in the dark.
⇨A: どうやったら答え分かったの?
B: わかんない、本当にただの当てずっぽう。
💡I took a shot in the dark, but it turned out to be exactly right.
⇨勘で言ったら、まさに正解だったんだ。
💡Well, this is just a shot in the dark, but I'm going to say the answer is 52.
⇨当てずっぽうですが、答えは52です。
💡That was a shot in the dark, but judging from the expression on his face it apparently struck home.
⇨ただの勘だったんだけど、彼の表情から察するに、どうやら図星だったらしい。