【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】not cut it - 'Glee' で学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘not cut it’ は、
「~では済まない(済まされない)」
「通用しない」「力が及ばない」「向いてない」
という意味です。 ‘~ doesn’t cut it’ ‘~won’t cut it’ ‘~ can’t cut it’などの形で使って「~では済まない」「~は通用しない」と表現することができます。
何か許しがたいことをされた時に ‘Sorry doesn’t cut it.’「ごめんじゃ済まないよ」と怒りを表現したり、能力が及ばないことを ‘I can’t cut it.’「僕では力が及ばないよ」と言ったりします。
ちなみに、「~に向いていない」は ‘be not cut out for ~’とも言うこともできます。
(「~に向いている」は ‘be cut out for ~’ )
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
not cut it - to not be good enough to do something or deal with something
「何かをする、または対処するのに十分でない」
3. 【シーン紹介】
Glee, Season1, Episode3
‘Acafellas’ より
Sue: It’s a good start. You’re sowing the seeds of destruction.
スー先生: 出だしはいいね。破滅の種を蒔いてるよ。
Santana: Mr. Schuester barely even shows up for rehearsals.
サンタナ: シュースター先生は稽古に姿をみせるのもやっとです。
Sue: Oh, no, no, no, no. “Barely” will not cut it.
スー先生: あー、だめだめ。「やっと来てる」では済まないよ。
Sue: I will not be satisfied until Glee Club is disbanded.
スー先生: グリー部が解散するまで満足しないから。
グリー部の廃部をもくろむスー先生は、チア部の女子3人をスパイとして送り込み、内部から破滅させることにします。
ちなみに ‘barely’は ‘hardly’「ほとんどない」と違って、「かろうじてある」という肯定的な表現になります。シュー先生がリハーサルに来る回数が減ったことひとつ伝えるのでも、話し手の捉え方次第で「ほとんど来てない」 ‘hardly shows up’「かろうじて来てる」 ‘barely shows up’と別の言い方ができるので、覚えておきたいです。
~エピソードの簡単なおさらい~
ウィルは両親にテリの妊娠を告げますが、同時に父親になる自信がないと告白します。一方、アメフト部とチア部から数名の新メンバーを迎えて走り出したグリー部では、レイチェルに「先生の振り付けはイマイチだ」と指摘され、指導者としての自信も失ってしまいます。そんな中、ひょんなことからおじさんグループ「アカフェラス」を結成したウィルは、次第に自信を取り戻しますが…
4. 【日常会話での使用例】
「~では済まない(済まされない)」
💡How could you do that? Sorry doesn’t cut it.
⇨なんてことしてくれたのよ。ごめんじゃ済みませんよ。
💡A: Hey, give her a break. Her mistake is rather cute.
B: Don’t be silly, John. “Cute” doesn’t cut it.
⇨A: おい、勘弁してやれよ。彼女のミスなんてかわいいもんだよ。
B: バカ言わないでよジョン。「かわいい」じゃ済まされないんだから。
「通用しない」「力が及ばない」「向いてない」
💡We could make a lot of excuses, but excused won’t cut it.
⇨いくらでも言い訳することはできるけど、言い訳は通用しない。
💡Players who can’t cut it soon realize it and quit.
⇨向いていない選手はすぐそのことに気づいて辞める。
💡My English doesn’t cut it in a business environment.
⇨私の英語はビジネスシーンでは通用しません。
💡Did you say you couldn’t finish? That’s not going to cut it.
⇨終わりませんでしたって言った?そんなの通用しないわよ。
💡We were playing against a more experienced team, and we just couldn’t cut it.
⇨僕らはより経験豊富なチームと対戦したけど、ただただ力が及ばなかった。



