【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】reason with ~ - 'Criminal Minds'で学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで

1. 【フレーズ解説】
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
3. 【シーン紹介】
4. 【日常会話での使用例】
1. 【フレーズ解説】
‘reason with ~’ は、
「~に言って聞かせる」
「~を説得する」
という意味です。「理由」という意味の名詞で親しまれている ‘reason’ですが、ここでは「道理を説く、説得する」という意味の動詞になります。
相手にもっと常識や分別のある行動をとらせるように言って聞かせるというニュアンスなので、基本的に自分が正しいと思っているのが前提です。
‘talk some sense into ~’も同じような意味で使えるので、合わせて覚えておきたいです。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
reason with somebody - to talk someone in order to try to persuade them to be more sensible
「相手にもっと分別を持つように説得するために話すこと」
3. 【シーン紹介】
Criminal Minds, Season1, Episode1
‘Extreme Aggressor’ より
Hotchner: You can’t reason with her because you can’t reason with a physiological problem.
ホッチナー: 彼女に言い聞かせることはできません。生理的問題に道理は通りませんから。
Hotchner: She’s not setting these fires because she wants to, but because she has to.
ホッチナー: 彼女はやりたいから放火してるんじゃなく、しなければいけないからしてるんです。
Gideon: What are you trying to say?
ギデオン: 何が言いたいんだ?
Hotchner: Don’t try to convince her to stop. Because you won’t be able to.
ホッチナー: 彼女に止めるよう説得しないでください。不可能だから。
連続放火事件の犯人が一般的なプロファイルに当てはまる放火魔ではなく、生理的な強迫観念を持った相手だと判明。ギデオンはこの半年前に、犯人の良心を過信したが故に自分の部下を死なせてしまっているので、ホッチナーは懸命な判断を仰いでいます。
この場面では、ホッチナーが ‘want to’「やりたい」と ‘have to’「しなければならない」を対比させているのに注目したいです。 ‘want to’は自分の欲求を表す一番シンプルな方法なので、もう使いこなしている人も多いのでは。では ‘have to’はというと、それがもつニュアンスを知らない人が多いです。 ‘have to’は、ルールで決まっているから、またはそうしないと後で罰を受けるからなど、外部要因によって「しなければならない」の含みがあります。なので、「筋トレしなきゃ」「片付けなきゃ」などの、別にルールで決まっているわけでもなく、それをしなくても自分以外誰も困らないようなことは ‘must’ ‘have got to do (gotta)’などを使います。このシーンでいうと、今回の犯人は強い脅迫観念をもっていて、放火をしないと見えない力によって天罰がくだされると思い込んでいるので ‘have to’となります。
~エピソードの簡単なおさらい~
犯人像のプロファイリングを通して犯人の次の行動の予測、真犯人の割り出しを行うFBIの行動分析課 (Behavioral Analysis Unit = BAU) は、ジェイソン・ギデオンを再びメンバーとして迎え入れます。ギデオンは過去の事件で自らのミスによって部下を死なせてしまい、PTSDを発症、療養を兼ねてFBI捜査官たちの指導に当たっていましたが、ホッチナーの観察付きで現場復帰を言い渡されます。チームはベテラン捜査官ギデオンを中心にそれぞれの役割を果たしますが…
4. 【日常会話での使用例】
💡It’s no use trying to reason with people who are so narrow-minded.
⇨そんな視野の狭い人たちに言って聞かせようったって、無駄だよ。
💡The negotiator reasoned with the hostage taker to at least let the children go free.
⇨交渉人は、立てこもり犯に少なくとも子どもを解放するように説得した。
💡I have watched parents trying to reason with their children going through a rebellious phase and have never seen it work.
⇨親が反抗期の子どもを言って聞かせようとするのは見てきたけど、うまくいくのを見たことがない。
💡They tried to reason with him, but he wouldn’t listen.
⇨彼らは彼を説得しようとしたが、彼は聞く耳を持たなかった。
💡I found that she can’t be reasoned with.
⇨彼女を言って聞かせるのは無理だとわかった。
💡Thankfully I was able to reason with the police officer, and he let us off with a warning instead of arresting us.
⇨幸いなことに、警察官を説得することができて、逮捕する代わりに警告だけして逃がしてくれた。
💡Don’t you get you’re wasting your time trying to reason with Jim - he’s a womanizer and dates whoever he like.
⇨ジムに言って聞かせるのに時間無駄にしてるってわからない?彼は女好きで好きなら誰とだってデートするんだよ。
💡The kids didn’t want to brush their teeth before going to bed, but I reasoned with them until they made it a routine.
⇨子どもたちが寝る前に歯を磨きたがらなかったんだけど、日課になるまで言って聞かせたわ。


