【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】make ends meet - 海外ドラマで学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘make ends meet’
「(収入の範囲内で)なんとかやりくりする」
「収支を合わせる」
という意味です。帳簿上の「収入」と「支出」の末尾 (ends)を合わせる (meet)イメージです。「やりくりするのが大変」 ‘It’s hard to make ends meet.’、「生活がカツカツ」 ‘I can barely make ends meet’ などと表現したい時に役立つフレーズなので、ぜひ覚えておきたいです。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
make ends meet - to have just enough money to buy what you need
「要るものを買うのに必要なだけのお金を持っていること」
3. 【シーン紹介】
Glee, Season1, Episode2
‘Showmance’ より
Emma: Are you a janitor?
エマ: あなた清掃員なの?
Will: A ja, no! I…
ウィル(シュー先生): 清…違うよ!僕は…
Emma: Really? ‘Cause you’re dressed like a janitor and your shirt says ‘Will’.
テリ: ほんと?だって清掃員の格好してるし、シャツにウィルって書いてある。
Will: Um… Terri and I are tryna buy a house.
ウィル(シュー先生): えっと…。テリと家を買おうとしてるんだ。
Will: And we’re, you know, struggling to make ends meet and….
ウィル(シュー先生): それでほら、やりくりするのに苦労してて…
Will: I’m really embarrassed.
ウィル(シュー先生): すっごい恥ずかしい。
生まれてくる子どものために新築の家を買うことにしたウィルとテリですが、テリは今の2人の収入では買えないような物件にさらに高価オプションをつけたがります。副業探しに失敗したウィルはフィギンズ校長に「普通の清掃員の半分の給料でいいから」と頼み込みます。
‘janitor’(ジャニタァ)は「清掃員」のことで、日本で言う「掃除のおじちゃん(おばちゃん)」もこれにあたるので、覚えておきたい単語。
~エピソードの簡単なおさらい~
新生グリークラブは「ニューディレクションズ」として全校生徒の前でパフォーマンスをすることに。ウィル(シュー先生)は今も昔もディスコミュージックがウケるんだと言って練習させますが、メンバーは選挙区のダサさになかなかヤル気が出ません。ウィルに曲目の変更をお願いしても一向に聞き入れてもらえないメンバーは、内緒で別の曲を準備しますが…
4. 【日常会話での使用例】
💡In reality, many people have difficulty making ends meet. How can you get by on 100,000 yen a month?(Duo3.0より)
⇨実際、多くの人々が家計のやりくりに苦労している。月々10万円でどうしたらやっていけるだろう。
💡It’s not easy to make ends meet with a big family, but somehow we manage.
⇨大家族を持つと収支を合わせるのは簡単じゃないけど、なんとかやってるよ。
💡When my wife was on maternity leave, we could barely make ends meet.
⇨妻の育休中、うちはなんとかやりくりできた。(生活がカツカツだった)
💡With the car repairs, I just don’t see how we’re going to make ends meet this month.
⇨車の修理で、今月はどうやってやりくりしたらいいかわからない。
💡She is unemployed and depends upon welfare to make ends meet.
⇨彼女は無職で、収支を合わせるために生活保護に頼っている。
💡The elderly on pensions are finding it hard to make ends meet.
⇨年金を受給しているお年寄りは、やりくりが難しいと感じている。