【洋画で学ぶ英会話フレーズ】go through ~ - 大人のためのディズニー英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘go through ~’ には通り抜けるの他に、
①「(困難や試練)を経験する」
②「~を使い果たす」「~を使い切る」
③「~をよく調べる」
④「(法案が)可決する」
という意味があります。ここでは①のみ紹介します。(②~④は例文のみ使用例参照)
‘through’は「物を通過する」意味の前置詞なので、 ‘go throught’は「ある期間、または特定のイベントの間、暗いトンネルの中を歩いて通り抜ける」姿がイメージできます。
誰でも人生で一度は経験する反抗期や受験戦争、失恋中などのつらい時期や、手術や厳しいトレーニングなどの単発イベントを通過する時にぴったりのフレーズです。
最も一般的な「経験する」の動詞 ‘experience’や、同じく「(困難や試練)を経験する」という意味の ‘undergo’ ‘suffer’ と合わせて覚えておきたい句動詞です。

2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
go through -
- to suffer or experience something bad
- to use something and have none left
- if a law goes through, it is officially accepted
1.「なにか悪いことを経験すること」
2.「何かを使って何も残っていないこと」
3.「法案が正式に可決されること」
3. 【シーン紹介】
Toy Story トイ・ストーリー
Slinky: Hey, hey. Come on, Potato Head. If Woody says it’s all right, then, well, darn it, it’s good enough for me. Woody has never steered us wrong before.
スリンキー: おいおい、やめろよポテトヘッド。ウッディが大丈夫だって言うんなら、まったくよぉ、俺には十分だぜ。ウッディは一度だって俺たちを間違った方向に導いたことはない。
Woody: Come on, guys. Every Christmas and birthday we go through this.
ウッディ: 頼むよ、みんな。クリスマスと誕生日には毎回これ経験してんだろ。
Rex: But what if Andy gets another dinosaur, a mean one? I just don’t think I could take that kind of rejection.
レックス: だけどもしアンディが他の恐竜を手に入れたらどうなる?しかも意地の悪いやつ。そんな拒絶、耐えられる気がしないよ。
アンディのおもちゃたちは、新しいおもちゃがやってくると自分が用済みになってしまうのではないかと、誕生日やクリスマスはいつも気を揉みます。しかも今回はデイヴィス家の引越し前ということもあり、最悪の場合置いていかれる可能性も。リーダー格のウッディは、「クリスマスと誕生日にはいつも通ってる道だから平気だよ」と言って慌てるみんなをなだめようとしています。
スリンキーが言っている ‘Darn it.’ は、 ‘Damn it!’「ちきしょう!」の婉曲表現です。基本的に英語圏の子どもは ‘fuck’ ‘shit’ ‘damn’などの ‘profanity’「汚い言葉」を使わないようにしつけられます。そこで ‘Damn it.’の代わりに使ってもいいよ、というのがこの ‘Darn it.’(ダーニット)。 ‘damn’ に響きが似ているだけで、 ‘darn’には何の意味もありません。それから、 ‘What the fuck!?’「なんじゃこりゃ」の代わりに ‘What the heck!?’(ヘック)と言ったり、 ‘shit’「クソ」ではなくて ‘crap’(クらップ)「うんこ」(これはほとんど婉曲できていませんが)と言ったりします。
~映画の簡単なおさらい~
カウボーイ人形のウッディはアンディ・デイビス少年の一番のお気に入り。ミスター・ポテトヘッドやスリンキー・ドッグ、レックスなど他のおもちゃとカウボーイごっこをするのがもっぱらの遊び方だった。そんなおもちゃたちは人間の知らないある秘密が。実は生きていて、人間に知られてはいけないという「おもちゃのルール」さえ守れば自由に動き回ることができるというもの。デイビス家では、引越しを前に予定より早くアンディの誕生会を開くことになり、そこに新しいおもちゃのバズ・ライトイヤーがやってきます。レーザービームやウィングなど最新の機能がついたバズに「アンディのお気に入りの座」を取られてしまったウッディはバズをひがむようになります。そんな2人は、ひょんなことからデイビス家から外の世界に飛び出してしまい…(1995年11月19日公開)
4. 【日常会話での使用例】
①「(困難や試練)を経験する」
💡Go easy on Bob. You know, he’s been going through a laugh period recently.
⇨ボブにはやさしく接してあげてくれよ。ほら、彼は最近ずっと辛いこと続きなんだ。(Duo3.0より)
💡We can’t really imagine what they’re going through.
⇨彼らがどんなに大変な目に遭っているか、計り知れない。
💡She’s gone through a lot in order to establish herself as a prominent surgeon.
⇨彼女は有名な外科医としての地位を確立するために、多くの苦難を経験してきた。
💡He’s going through a divorce at the moment.
⇨彼は今離婚でいろいろ大変な時だ。
💡After he lost his job, his family has been going through a hard time.
⇨彼が職を失ってから、家族は辛い時期を過ごしてきた。
💡She’ll go through a cardiac operation next month.
⇨彼女は来月、心臓手術を受ける。
②「~を使い果たす」「使い切る」
💡I have a large family and we go through 10 bottles of milk a week.
⇨うちは大家族で、週に10本も牛乳を使い切るんだ。
💡Prices in NY are so high that we went through $2,000 in the first week.
⇨ニューヨークは物価があまりに高くて、僕たち1週目に2,000ドルも使い果したよ。
③「~をよく調べる」
💡It seems that someone had broken into the office and gone through all the drawers.
⇨何者かが事務所に侵入して全ての引き出しを調べ尽くしたようだ。
💡My mom goes through the pockets before she puts those pants in the washing machine.
⇨母さんは、ズボンを洗濯機に入れる前にポケットを念入りに調べる。
💡I went through my bag looking for the keys.
⇨鍵を探してカバンをくまなく調べた。
④「(法案が)可決する」
💡Do you think the changes to the law will go through?
⇨法律の変更が可決されると思う?
💡We all hope that the new bill goes through.
⇨私たちはみんな新しい法案が可決することを願ってる。



