【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】I knew it. - 海外ドラマで学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
‘I knew it.’ は、
「やっぱりね。」
という定型表現です。 ‘knew’ は ‘know’「知っている」の過去形なので、直訳は「それ知ってたよ」。ポイントはやはり「それ知ってる!」ではなくて、「そんなの前からわかってた」という含み。
日本語では「そうだと思った~」「やっぱりな~」のニュアンスを表すのにぴったりな表現です。
「~だってわかってた」と、節を続けたい場合は ‘I knew (that) …’とします。
2. ~念のためカクニン! メリアム・ウェブスター辞典では?
I knew it - used when someone has confirmed what one has already guessed
「すでに推測していたことが間違いではなかったと確信したときに使われる」
3. 【シーン紹介】
Glee, Season1, Episode4
‘Preggers’ より
Puck: Seriously, dude. What’s going on? I’m your best friend, talk.
パック: マジで、おい。どうしたんだよ?親友だろ、話せよ。
Finn: It’s personal.
フィン: 個人的なことなんだ。
Puck: I knew it. You’re in love with Kurt.
パック: やっぱりな。カートに惚れてんのか。
Finn: Quinn’s pregnant. She’s keeping the baby.
フィン: クインが妊娠したんだ。彼女産む気なんだよ。
このところ浮かない顔をしているフィンを心配したパックは、なんとか悩みを聞き出そうとします。個人的なことだからと言われてピンと来た内容が「カートに惚れてるんだろ」というのが笑えます。
「妊娠している」という表現について。最も一般的なのは ‘pregnant’という形容詞ですが、中にはこの言い方が直接的すぎるという人もいます。
自分が妊娠していることを伝えたい時、 ‘I’m pregnant.’の別の表現としては、 ‘I’m expecting (a baby/ a child).’「私おめでたなの(直訳:予期している)」、 ‘I’m/We’re having a baby.’「(直訳)赤ちゃんが生まれるの。」 ‘I’m with child.’「(直訳)子どもといるの」などなど…他にもこの嬉しいニュースを伝える言い方はたくさんあるので、まずは上記の表現を覚えてみましょう。
~エピソードの簡単なおさらい~
自分がゲイであることを言えずにいるカートは父親を喜ばせたい一心でアメフト部に入部し、キッカーとしての腕前を認められます。アメフト部とグリーの二足のわらじが板についてきたフィンは、弱小アメフトチームを勝利へ導くため、練習にダンスを取り入れることを提案します。スー先生とサンディはグリー部のエースであるレイチェルを引き抜いて廃部に追い込もうと目論みます。クインは妊娠を告白し、想像妊娠を白状できずにいるテリはクインの子どもを取り上げる計画を立てます。
4. 【日常会話での使用例】
💡A: I heard Ryan is seeing Jessica.
B: I knew it! I saw them in the grocery store.
⇨A: ライアンとジェシカ、付き合ってるらしいよ。
B: やっぱり!2人がスーパーにいるの見たもん。
💡A: Meg says she’s not coming.
B: I knew it! Tell her I will be upset.
⇨A: メグ、来ないって言ってるよ。
B: だと思った!私が怒るって伝えて。
💡A: I have to tell you this. I broke the window.
B: I knew it all along.
⇨A: あなたに言わなきゃ。私が窓を割ったの。
B: 最初からわかってたよ。
💡I found that he’s cheating on me. Actually, I knew it by his behavior.
⇨彼が浮気してるってわかったの。実は、挙動でわかってたんだけど。
💡I knew how it would be.
⇨そんなことだろうと思ってた。
💡I knew you would come.
⇨来てくれるってわかってた。
💡I knew that he was holding something back.
⇨彼が何か隠し事してるってわかってた。