【海外ドラマで学ぶ英会話フレーズ】That’s about the size of it. - 海外ドラマで学ぶネイティブレベルの英会話 〜シーン紹介から日常会話での使用例まで
1. 【フレーズ解説】
2. ~念のためカクニン!ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
3. 【シーン紹介】
4. 【日常会話での使用例】
1. 【フレーズ解説】
‘That’s about the size of it.’ は、
「まぁそんなところだ。」
という意味です。直訳は「それがそれの実情です」。
相手が自分の説明を繰り返し言って確認してきたときに、「まぁそんなとこかな」というシーンで使われることが多いです。(詳細は使用例参照)
「まぁ、そんな感じかな。」は他に ‘Well, something like that.’ ‘That’s about it.’ ‘Well, kind of (sort of).’などと表現することができます。
2. ~念のためカクニン! ロングマン現代アメリカ英語辞典では?
that’s about the size of it - (SPOKEN) used to agree that what someone has said about a situation is a good or correct way of describing it
(口語)「誰かがある状況について言ったことが良かった、または正しい説明だったと認めるときに使われる」
3. 【シーン紹介】
White Collar, Season1, Episode2
‘Threads’ より
Neal: I’d go home and have dinner with my wife.
ニール: 俺だったらうちに帰って、嫁と晩めしでも食べるかな。
Peter: (smiles and leaves)
ピーター:(微笑んで立ち去る)
*****
Elizabeth: You meet this guy in Central Park. And you give him the dress and he gives you the girl.
エリザベス: あなたはその男とセントラルパークで会う。で、あなたがドレスを渡したらそいつは女の子を返す。
Peter: That’s about the size of it.
ピーター: まぁそんなところだね。
ピーターが自ら、人質と要求された品を交換しに行く前日のやりとりです。任務内容を説明されたエリザベスは「そんな危険なこと…」と不安がりますが、ここでも理解のある妻に徹します。
ニールの ‘I’d go home and have dinner with my wife.’は仮定法で、 ‘I would …’「私だったら…する。」という表現なので、覚えておきたいです。
~エピソードの簡単なおさらい~
4年の刑期終了を目前に控えた受刑者のニール・キャフリーが脱獄し、当初逮捕した敏腕FBI捜査官のピーター・バークは再逮捕に動きます。元彼女のケイトに会いたい一心で脱獄したニールは、彼女が痕跡も残さず去ったことを知ると、あっさりピーターに捕まってしまい、さらに4年の刑期を言い渡されます。彼女の消息を追いたいニールは、自分は犯罪のプロだから、他の知能犯(white collar criminals)の逮捕に役立つはずだ、と捜査協力を申し出ます。この条件を飲んだピーターは、ニールの足に発信機をつけて知能犯罪専門チームに招き入れますが…
4. 【日常会話での使用例】
💡A: So you mean you left Jenny for a model?
B: Yes, that’s about the size of it.
A: じゃあ、ジェニーを捨ててモデルに乗り換えたってこと?
B: あぁ、まぁそんなとこかな。
💡A: So there’s no chance of getting finished on time?
B: Uh… that’s about the size of it, I’m afraid.
⇨A: てことは、時間通りに終わる可能性はないんだな?
B: えー… まぁそんなとこです、恐縮ですが。
💡That’s about the size of it - we only have the budget to keep one of you on the team.
⇨まぁそういうことだ。チームに置いておくには1人分の予算しかない。
💡A: So you’re leaving your career to travel abroad?
B: Yeah, that’s about the size of it.
⇨A: え、海外を旅行するために仕事を手放すってこと?
B: あぁ、まぁそんなかんじ。